2022/03/04
作業時間を短縮できるとコストダウンが図れます
切削加工の料金はどのような仕組みで決まるのでしょうか?また、コストダウンの方法はあるのでしょうか?
ここでは、このような疑問に答えるために、切削加工のコストについて説明し、コストダウンを図るための方法を解説します。外山精機工業株式会社では、大型NC旋盤加工(アルミ・樹脂)、旋盤加工、フライス加工のご依頼を承っております。お気軽にお問い合わせください。
切削加工でコストがかかる部分とは?
切削加工のコストは加工作業に要した時間によって決定されます。加工作業の時間が長くなるほどコストがかかりますので、削りにくい部分は必然的にコストが高くなります。
切削加工では機械の特性上、端の部分がどうしても丸みを帯びてしまいます。これを「隅R」といいますが、「隅R」を完全に除去するには大変手間のかかる作業が必要になり、必然的にコストが高くなってしまいます。
切削加工で細くて長い部品を製作するには、自動旋盤を使うと加工しやすくなりますが、細くて長い部品は普通の部品よりも製作に手間が掛かります。そのため、細くて長い部品を製作するにはコストがかかります。
狭くて深い部品を製作するには、細くて長い工具を使って時間をかけて加工することが必要になります。そのため、狭くて深い部品は高コストになり、1ヶ所でも狭くて深い部分の形成が必要な場合は、部品全体が高コストになります。
このように部品のサイズや形状によりコストが変わっていきます。
外山精機工業株式会社にご依頼の際には、お見積もりをいたしますので、価格に関してはその際にご相談ください。
切削加工のコストを抑えるためのポイント
切削加工のコストを抑えるには、部品の製作時間を短縮することがポイントになります。例えば、隅Rを除去する際には、隅Rを完全に除去すると膨大な時間がかかるため、許容範囲内で隅Rを残すようにするとコストダウンが図れます。
切削加工では加工する金属素材の種類によってコストが違ってきます。アルミニウム合金などは加工しやすいのでコストダウンが図れますが、チタン合金やニッケル合金などは加工しにくいので、コスト高になります。もし、素材の材質にこだわらないのであれば、加工時間を短くできる素材に変えるとコストダウンを図れます。
切削加工をするにはNC旋盤やマシニングなどの設備が必要になりますが、設備が充実している会社だと、最適な設備を使用できるため最低限のコストで切削加工ができます。
設備が少ない会社だと工程が増える場合があり、コスト高になる場合があります。よって、コストダウンを図るには、設備が充実している会社に発注することが必要です。
外山精機工業株式会社には30台を超える工作機械があり、効率的に切削加工ができる5軸機などの最新鋭の工作機械も所有しています。
大型NC旋盤やマシニングなどの設備が充実しているため、切削加工の大幅な時間短縮を図ることができ、コストダウンと短納期が実現します。短納期でも精度の高い加工物を納品いたします。切削加工のコストを低く抑えたい場合は、外山精機工業株式会社にご相談ください。加工精度のご相談も承ります。
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